オタしなみ

漫画の点数レビューがメインです。

レビュー点数一覧

レビュー点数評価した作品一覧になります。
「漫画の評価基準」記事
・これは実験的に出来るだけ客観的に点数付けしたものです。
 個人的に好きな作品順位ではないです。

▲=○○点以上の意
▼=○○点以下の意

 

◆100点 〈完全無欠 ~存在しない~〉


▲95点 〈伝説級〉


 

・92点:『寄生獣』
・90点:『最終兵器彼女』

▲90点 〈最高の漫画〉


 

・87点:『GUNSLINGER GIRL』

▲85点 〈面白さを超えた素晴らしさ〉


 

・83点:『NARUTO』
・82点:『金色のガッシュ!!』
・81点:『鬼滅の刃』
・80点:『おやすみプンプン』

▲80点 〈名作〉


 

・79点:『惑星のさみだれ』
・78点:『羊のうた』
・77点:『友達100人できるかな』
・74点:『青のフラッグ』『逃げるは恥だが役に立つ』『水は海に向かって流れる』『亜人』
・73点:『シュトヘル』『ラストゲーム』『ぼくらのへんたい』
・72店:『アスペル・カノジョ』
・71点:『バジーノイズ』『Jの総て』 

▲70点 〈面白い漫画〉


 

・69点:『ムシヌユン』
・67点:『恋愛ディストーション』
・66点:『PSYREN -サイレン-』
・65点:『Stand Up!』
・64点:『約束のネバーランド』
・63点:『砲神エグザクソン』
・62点:『清々と』『シャーマンキング』
・60点:『響 ~小説家になる方法~』

▲60点 〈漫画好きなら楽しめる〉


 

・59点:『リボーンの棋士』『恋風』『荒ぶる季節の乙女どもよ。』
・57点:『ファムファタル 運命の女』
・56点:『賢者の学び舎』
・54点:『欅姉妹の四季』
・53点:『恋は光』
・50点:『ストラヴァガンツァ ~異彩の姫~』

▲50点 〈好きなジャンルなら読んでも〉


▼49点 〈んー〉

・48点:『マオの寄宿學校』

 


▼30点 〈なんも言えねぇ〉

・30点:『サムライ8 八丸伝』

 

 

【評価レビュー】シャーマンキング 著者:武井宏之

シャーマンキング

著者:武井宏之

週刊少年ジャンプ:1998年31号~2004年40号+描き下ろし

【評価 62点】※採点基準についてはコチラ

 

◆総評

俗にいう無印シャーマンキングのみの評価になります。

麻倉葉という中二病の権化を生み出し、斜に構えることのカッコよさを少年たちに教えてくれた作品。

この「斜に構えている感」がシャーマンキングの魅力であり、大人気のまま走り切れなかった原因なのかとも感じています。

大人気のまま走り切れなかったことが悪いということはなく、マラソンのようにシャーマンキングが走り続けることを選んだ武井先生の選択に多くのファンは喜んでいるとも思います。

あらゆるシャーマンキングに関するカッコいいイラストが供給され続けることは尊く幸せなこと。

 

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【評価レビュー】アスペル・カノジョ 原作:萩本創八 漫画:森田蓮次

アスペル・カノジョ

原作:萩本創八 漫画:森田蓮次

コミックDAYS:2018年3月~2021年1月

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【評価 72点】※採点基準についてはコチラ

 

◆総評

アスペルガー症候群、”普通”には生きづらい女性と彼女を受け入れ共に生きようとする主人公を描いた本作。

普通には生きていけない女性を描きこむディティールの細かさやリアルさもそうだが、女性側だけにキャラ付けを行った恋愛ものではなく、彼女を支える主人公、男性側もリアルに描くことで二人の人生を描く作品となっているのが本作の一番の魅力だと思う。

幸せや辛さだけを描くのではなく、金や人との繋がりなど生きていく上で必要なことも描かれた人生譚。

ただ生きる日々を描くだけで面白い。そんな漫画としてある意味、真髄にも触れている作品だと思います。

 

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【評価レビュー】亜人 著者:桜井画門

亜人

著者:桜井画門

good!アフタヌーン:#23号~2021年3月号

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【評価 74点】※採点基準についてはコチラ

 

◆総評

原作者が0話~5話まで存在しており、それ以降は作画担当だった桜井先生が一人で描くことになっている珍しいパターンの作品です。
さらに珍しいのは、通常であれば急なバトンタッチで困惑し迷走してもおかしくないのにも関わらず、結果として1000万部が見えるレベルまで作品になっているという唯一無二といっても過言ではない作品だと思います。

個人的には4話から急に「作画担当、桜井画門先生」から「GGGGGGGGGG先生でもある桜井画門先生」に自身の成年漫画で磨いてこられた描き方が出てきている気がするなぁと邪推してしまいます。

 

という本作が変わった流れで生み出されている前書きは置いておいて、本作は「死んだら生き返る」という能力で出来ること、やれることを極限まで考え抜き描き切った作品だと思っています。

その「リアルさ」がオリジナリティまで昇華しているのが本作をここまで人気に押し上げたポイントだとも感じています。
フィクションにおける「リアルさ」という部分ですが、例を挙げると庵野秀明監督の持つ「こんなの(例えばゴジラウルトラマン)があったら?」これを突き詰めていった先の魅力がフィクションにおける「リアルさ」だと思っている。

ただ、桜井画門先生の持つ「リアルさ」はこれとは別種の「こんなのがあったら?こうなるよね?」の「こうなるよね?」の部分を突き詰められる面白さだと思っています。

それが、「死んだら生き返る」というありふれた設定の漫画がここまで面白い理由だと思っています。

 

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【評価レビュー】鬼滅の刃 著者:吾峠呼世晴

鬼滅の刃

著者:吾峠呼世晴

週刊少年ジャンプ:2016年11号~2020年24号

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【評価 81点】※採点基準についてはコチラ

 

◆総評

最強のコンテンツと化した週刊少年ジャンプの王道漫画。

ドラゴンボール幽遊白書と同系統の「世界よりもキャラクターが強い」作品であり、他同系統作品とは違い「キャラクターよりも作品が強い」作品であったと感じました。
物語を始める前から、最初から最後まで考えられたであろうストーリーラインをなぞるかのような清々しさまで感じられる王道漫画でした。

なぜ、ここまで人気になったのか―――。
答えは、読み易さとキャラクターの魅力にあると思っています。

瞬く間に歴史に名を刻んだ漫画がまた週刊少年ジャンプから生まれたという、『友情・努力・勝利』という漫画としてはやはり絶対的な方程式を感じます。

 

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【評価レビュー】約束のネバーランド 原作:白井カイウ 作画:出水ぽすか

約束のネバーランド

原作:白井カイウ 作画:出水ぽすか

週刊少年ジャンプ:2016年35号~2020年28号

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【評価 64点】※採点基準についてはコチラ

 

◆総評

今までのジャンプからはある意味切り離されつつも、明らかにジャンプ漫画であり続けた現代的、新時代ジャンプ漫画だった。

邪道と言ってしまえば簡単だけど、自身の正義と、誰も見捨てることのない強い心を持った主人公を描き続けた本作は、バトルや能力がなかったとしても、王道ジャンプ漫画であったと思う。

内容について簡単に言うと、面白かったです。
謎の世界で真実を暴きながら、仲間と共に生きていく姿は心掴まれますね。絶対に勝てない鬼と相対するゾクゾク感は何物にも勝る面白さだった。

ただ、設定が少しおざなりだった感はどうしてもありますね。。。
本作は脱獄編までを大まかにノート2冊分のネームを白井先生が持ち込んだところがスタートとのことでしたが、その後当然、ストーリーを詰めたりはしたと思うのですがこの物語の後半までは詰めて連載開始出来てなかったのが悔やまれる。

 

本作とは関係ないが、個人的にほぼ同じストーリーラインを持っている進撃の巨人がどんな結末を辿るのかが本当に楽しみになっています。

 

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【評価レビュー】砲神エグザクソン 作者:園田健一

砲神エグザクソン 作者:園田健一

月刊アフタヌーン:1997年10月号~2004年7月号

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【評価 63点】※採点基準についてはコチラ

 

◆総評

胸躍る書影に、エグザクソンのデザインを見れば男の子なら虜になること間違いなしな作品。

アフタヌーンらしい、ただの王道バトルではなく宇宙人に侵略される地球人を代表し、あるときはヒーローとして、あるときは政治的に戦うSFヒロイック作品です。

本作は、派手なようで実は派手じゃない。
そこが本作に対しての評価が分かれる部分かと少し思います。

 

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