【ランキング】2020年上半期オススメ新作ベスト20
2020年1月1日〜6月30日までに発売した新作コミックで個人的オススメランキングを作成しました! 個人的趣味嗜好も多いですが、続刊作品については今後の期待も込めてのランキングにしております。
▼2020年上半期オススメ新作ベスト20
続きを読む【評価レビュー】シュトヘル 作者:伊藤悠
週刊ビッグコミックスピリッツ 2009年4・5号〜月刊!スピリッツ 2017年5月号
【評価 73点】※採点基準についてはコチラ
◆総評
あらゆる意味で挑戦的な設定の漫画。
少年が文字という文化を残すため、半人半獣のような「言葉を重んじない」わかり合えないものたちとの戦いを描いた本作。
様々な復讐劇と積み重なる死と陰謀と策略が交差した本作は当然読んでて飽きないし結果的には面白かった。
ものすごく元も子もない感想をいうと「これ、文字を巡る戦いじゃなかったらもっと面白かったんじゃね?」という無粋な感想になってしまった。
絶対にこのシュトヘルという作品に満足している人はたくさんいると思う。しかし、逆にもっと楽しめたなと思っている人もいると思う。
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【評価レビュー】清々と 作者:谷川史子
清々と 作者:谷川史子
ヤングキングアワーズ:2008年11月号〜2015年3月号
【評価 62点】※採点基準についてはコチラ
◆総評
女学院ものを谷川史子先生がヤングキングアワーズで連載していた。
この事実だけで心揺さぶられますね。少女漫画でも大人の女性に向けた恋愛漫画を描くことが主戦場であり、一際強い人気と実力のある谷川先生。そんな谷川先生が漫画界のギャングことヒラコーと同じ雑誌で連載していた事実に震えます。
しかも、男性向けではない設定の漫画をヤングキングアワーズで間違いなく男性でも楽しめる作品に仕上げているのが凄まじ過ぎます。
女学院ものとしても、生徒の先生への恋物語としても満足な一作。
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